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2008年02月16日

アトピーの薬を減らす本



アトピーの薬を減らす本



著者は、多数のアレルギー対応食品を取扱うスギヤマ調剤薬局御器所アレルギー店(名古屋市)の方で、食物アレルギーにとても理解のある信頼できる薬剤師です。2007年3月末に出版された本で、アレルギーの薬がわかる本の大幅改訂版だそうです。

この本では、アトピー性皮膚炎やアレルギーに用いる薬を減らすために、まずは「食生活の改善・見直し」が重要とあり、原因となる食物アレルゲンを排除することだと書かれています。ダニやハウスダスト、各種花粉などの環境系アレルギーも増えているので、環境整備や花粉対策も重要であることはいうまでもありません。

食生活改善のポイントの1つは、抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤を服用して痒みを抑えながら、仮性アレルゲンという痒みの原因となる化学物質(ヒスタミンなど)を含む食品を食べている矛盾などが列記されていました。これらを予防をするには、灰汁抜きなどの調理の工夫や鮮度の良い魚類を選ぶこと、離乳期のバナナなどに注意することでした。

前半内容はお薬の説明になります。ステロイドが怖い、薬をできるだけ使いたくない、医師や薬剤師に正しい使い方を教えてもらえない(聞けなかった)、周囲からの誤った情報や保護者の思い込みや不安な気持ちなどが理由で、逆に薬の量が増えたり、長期間使う原因となっていることも多いようです。そのため、この本を用いて、薬の効能、注意点、副作用、正しい使い方などをセルフチェックをして、主治医や薬剤師に相談するきっかけになると思います。

最近は漢方薬を利用する人が増えてきたので、そのことについても触れられています。かなり詳しく書かれていると思うので、薬の使用に不安がある方にはおすすめです。

薬の製剤に含まれる添加物には、食物成分が含まれていることも多く、食物アレルギーがある場合は症状を緩和させるために服用したのにも関わらず、逆に悪化したり、アナフィラキシーなどの強い症状を誘発する可能性もあるので、医師や薬剤師にアレルゲンをきちんと伝える必要性があることも述べられています。


アトピーの薬を減らす本―上手に使って効果的に

posted by chika♪ at 02:01| アレルギー・アトピー