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2008年02月16日

ちかちゃんのきゅうしょく



ちかちゃんのきゅうしょく



食物アレルギーの子を持つ親の会のスタッフの方が書かれた、2007年9月に出版された絵本です。本人はもちろん、同じクラスのお友達やそのママ、教職員などに、入学後の給食(すべて、または一部)を食べられないためのお弁当持参の理由を説明をしたり、アレルギーとは何かを説明するときに役立つ1冊だと思います。お話も実生活にそっていて、イラストもかわいいので、親子で読みやすいのかなと思います。主な内容は下記の通りでした。

◇アレルギーとは何かについて、免疫や抗体のお話をわかりやすく説明
◇担任の先生が入学後初めての給食のときに、アレルギーのことをわかりやすく説明
◇いつ食べられるようになるかということについては、アレルギーコップのお話と年齢に伴って、少しずつ解除になっていることの説明

アレルギーのメカニズムの説明もあるので、大人がアレルギーを簡単に理解するための絵本としても役立つかなと思います。絵本の最後に書かれている内容で、「アレルギーがあるから、自分をダメと思わないで! 他にも楽しいことや嬉しいことが一杯あるので、下を向いていたら、楽しいことを見つけられないよ」というような内容が心に残りました。

子どもはもちろんですが、子どものアレルギーがわかった親も悩みます。選択する治療法や子どもの体質によっては必然性を迫られていても、周囲から神経質扱いにされたり、責められる思いで苦しむこともたくさん! 

子どもはアレルギーがあってもなくても、日々成長していきます。他の子と同じように、寝返り、お座り、たっち、あんよ、お話しをする、入園・入学など、どんどん成長していくので、アレルギーで悩みながらも、子どもの成長を楽しめる気持ちがほんの少しでももてることが重要かなと思いました。もちろん、その楽しむ余裕が少しでもできるまでは、本当に苦しいのですが、トンネルの出口は絶対にあると思うので、それを信じて…

著者のあとがきですが、この主人公は即時型だそうです。でも、隠れ型のアレルギーの子どもがいることをひとこと書いてくれています。うちの子たちは隠れ型が多いので、これは救われた気持ちです。この絵本は食物アレルギーを理解して、その子たちをサポートしてくれる大人やわかってくれるお友達を増やしたくて書いたそうです。

多くの子どもたちは担任の先生をはじめ、周囲の大人の方やお友達の理解で、日々の生活を支えられていることが多いと思います。上の子は現時点では先生方やお友達にある程度理解が得られているので、除去給食を食べられているので、幸せな環境にあると思いますので、感謝しています。でも、4月に入園する下の子は上の子よりマルチアレルギーなので、まもなくはじまる入園生活に、期待と不安に満ち溢れて、心が落ち着かないかも…


ちかちゃんのきゅうしょく―食物アレルギーのおはなし

posted by chika♪ at 01:23| アレルギー・アトピー子絵本